生産

生産風景

 生産部門では、若栃集落を始めとした周辺の圃場で、お米の生産を行っています。地域のお米の味とブランド価値を守るとともに安全な食と自然の豊かさをお届けするために若手中心に一生懸命生産に取り組んでいます。

 また、価値を高めるために「新潟県特別栽培農産物認証」を取得しています。この制度は、農産物の生産の際に使用される農薬や化学肥料を一定割合以上減らして作られた農産物に適用される認証制度です。

 若栃周辺地域で作られるお米は、山々の樹林の葉によって栄養分を蓄えた土壌で、山の湧き水を使って育てられているため、そこで収穫されたお米は、甘みが強く一粒一粒がしっかりした食感で素晴らしいと大変評判です。

魚沼産コシヒカリ BL種

全般に天水田の棚田で湧水だけを使用して栽培され、山間地ならではの美味しいお米となります。

こしいぶき

早生種の良食味米として開発された品種です。この土地の風土・気候により早生とは思えない旨さを引き出すことができます。

魚沼コシヒカリ 従来種

従来の品種を丹念に栽培したこのお米は、本来の旨味を醸し出しています。お客様から大変評価の高いお米です。

はざ掛け米
魚沼コシヒカリ
特別栽培米・従来種

従来コシヒカリを2週間以上はざ掛けし、旨味養分を玄米にじっくり蓄えます。食感、食味は最高位です。

わたぼうし

早生種のもち米で特に赤飯・おこわなどにもっとも適しています。山間地で育ったもち米を是非いかがでしょうか。

こがねもち

この地で育ったこがねもちは生もちにするとその旨さがわかります。しっかりとしたもち米の最高品です。

作業受託

作業風景

高齢化により農作業が困難になる世帯が増え、機材をシェアーすることで経済的な負担を少しでも軽減させて農業生産活動を持続していこうという考えも一般的になる中で、Mt.ファームわかとちは田植え・稲刈りを中心とした稲作作業の一部を受託し、集落の村人たちが代々受け継いできた田んぼを引継ぎ次代へとつなげていくための活動として事業化しています。

加工

加工所風景

 加工部門では、地元の方が収穫した山菜、地元の方が生産した野菜を仕入れ、地元の方が加工し、販売しています。
 生産、加工を集落の方の手で行うことで、集落の方の生きがいや収入アップにもつながっています。また、地域の魅力にもつながっています。
「山うどの油炒め」「ぱりっこ胡瓜」「菊みだれ」などの漬物・惣菜商品をはじめ、旬の商品を使った「大根の柿漬け」などを製造しています。

関連事業

古民家民宿『おっこの木』

若栃集落内にある、かやぶき屋根造りで築150年を超える古民家を改修し、2010年に開業しました。また、2016年8月に国登録有形文化財に指定されました。
 これまで多くの皆様に利用していただき、「わかとちのおもてなし」を味わっていただいています。
わかとちのお米を始めとした山菜や野菜などわかとちの暮らしを味わうことができます。
また、おっこの木は集落の働く場、交流の場としても重要な施設となっています。

グリーンツーリズム事業

グリーンツーリズム事業

小学生、中学生の田植え、稲刈り体験。小学生、中学生、海外研修生の民泊受け入れなど、集落全体で取り組んでいます。

しめ縄工房若栃

しめ縄

若栃集落で昔から作られていたしめ縄を制作、販売をしています。コミュニティービジネスとして、集落の住民で行われています。

しめ縄で使われる稲は8月上旬の熱い時期に「青刈り」(稲が実る前に刈ること)をします。その稲を乾燥させ使用します。

しめ縄の色の良さ、丁寧な仕上がりは定評があります。