令和5年の若栃は梅雨の時期まで平均的な気候に恵まれ、順調な作付けからスタートすることができました。
しかし7月中旬以降ほぼ一日を通して降水のあった日がないまま9月を迎え、
加えて35℃を超える高温の日が長く続いた影響から灌漑に用いる山水や溜池の水量が不足したことで出穂の足並みが揃わず、
整粒歩合の悪さが懸念される年となりました。
一部に透明度の低い白色の粒や筋の目立つもの・小さい粒のお米が散見されるなどの特徴があり、
それらは研ぐ際に割れやすいデリケートなお米も含まれているため、
この2点をお試しいただければ、艶と弾力のある棚田のお米の味を最大限引き出し美味しく召し上がっていただけます。
若栃のお米らしいはっきりとした甘みともちもち食感はそのままに。棚田で育った魚沼コシヒカリをどうぞお楽しみください。