編集ひと言後記
「人がひとり亡くなるということは、ひとつの図書館が焼け落ちるのと同じだ。」
というのは、アラスカの写真家・星野道夫さんの言葉です。
若栃のおじいちゃん、おばあちゃんたちから聞く“ほんとうのお話”は、いつも新鮮で、感心することがたくさんありました。
人々が若栃で生きてきた物語を、だれかの記憶の中だけでなく、記録として残したいと思ったことが
わかとちじかんを書き始めたきっかけです。
夏の畑で、冬のこたつで、お話をじっくり聞いたじかんを、いつまでも覚えていると思います。
これまでご愛読くださったみなさん、ありがとうございました!
2025年4月発行